フランチャイズ開業で脱サラはできる?失敗しない業種の選び方
公開日:2023/03/01
大手企業に勤めていれば安泰といった時代は終わりを迎え、現在は「どう働くか」「自分は何をしたいか」に重きを置く時代となりました。そこで脱サラをし、自分の働き方を模索する人も少なくないでしょう。そこで今回はフランチャイズ開業で脱サラはできるのか、フランチャイズのおすすめの業種を紹介します。
フランチャイズで脱サラするメリット・デメリット
ここではフランチャイズに限らず、脱サラするメリットを解説します!
「脱サラするメリットってあるのかな?」「デメリットはどのくらいあるのだろう」と疑問を持っている方はぜひ最後までご覧下さい。
メリット
最初に脱サラするメリットを紹介します。
・自由な時間が増える
まず脱サラする大きなメリットは自由な時間が増えることです。脱サラすることによって、必ず出社することが無くなり、自分の裁量で仕事する場所を決めることができます。また、通勤に当てていた時間を別の作業や家族や趣味に当てられるため、QOLの向上も見込めます。
・収入は自分次第で上がる
「自分の力を伸ばしていきたい」「成果を上げたい」という方は、脱サラし努力することで収入を今より伸ばしていくことが可能です。反対に「固定給で安定した生活を送りたい」「努力して成長することを望まない」といった方には、脱サラは向かないかもしれません。なぜなら脱サラは、会社から支払われる固定給が無くなり自分で利益を出し続ける必要があるからです。起業し自分で利益を獲得し続ける気力のある方であれば、より高い収入を得られるでしょう。
デメリット
メリットに対して、次は脱サラするデメリットを紹介します。脱サラにはデメリットもつきものなので、ここで確認しておきましょう。
・各種支払は自分で行う必要がある
会社が行っていた保険や年金、確定申告、所得税などお金関係は自分で行う必要がでてきます。お金関係は特に複雑になるため、早い時期から税理士の方にお願いすると身体的な負担は軽くなります。
・一時的に信用がなくなる
起業すると会社に所属していたため通っていたカードの審査やローン審査に通らなくなります。起業し、信用を得るためには決算を黒字で乗り越え、業績を上げていくしかありません。
フランチャイズにする場合は清掃系がおすすめ
フランチャイズ開業するなら、清掃系がおすすめです。ここからは清掃系が良い理由をお伝えします。
先人たちのノウハウを継承してもらえる
フランチャイズでの開業となるため、店舗経営のノウハウはもちろん教えて貰えます。しかし飲食店などのフランチャイズはその先の料理のコツや、素早い仕事の方法などは教えて貰えません。
対して清掃系のフランチャイズは、業務の方法やクリーナーの種類、仕事方法を現場で研修してもらえる所が多いです。先人たちの職人技術に近いものを継承してもらえるため、清掃系のフランチャイズがおすすめといえるのです。
無店舗型のビジネスであるため、開業資金が安い
また清掃系のフランチャイズは仕事場が店舗ではなく、退去した家や、お店になります。そのため店舗を用意する必要がなく、土地代や光熱費といった固定費がかからないのがメリットです。
また、開業するために必要な資金もクリーニングに必要な道具と洗剤程度しかかからないため、開業資金も安いといえます。ただし移動が多いため車がない方は、車の購入費も視野に入れると良いでしょう。
需要が大きく、ニッチな業界を選ぶことが大切
先述しましたが、現在は無店舗型のビジネスである清掃業に注目が集まっています。その中でも収益性が高く、将来性も安定しているビジネスとして、原状回復工事業・退去代行業があります。原状回復工事業や退去代行業は、この世から退去者が居なくならないかぎり、顧客がいるため比較的安定しており、作業員が少ないため収益率が良いのが特徴です。
社員として働く場合は収入が400万円程度になりますが、開業した場合は年商2000万円以上を狙える業種となっています。(一件の工事が20万円×年間100件=2000万)。年間で100件というのは、少ない範疇の話であるため、人数を増やしたり回転率をあげたりすればもっと年商を上げることも可能です。また原状回復工事や退去代行業はしっかりとした研修制度があるため、未経験・資格の有無に限らず始められるため参入しやすい業界といえるでしょう。
まとめ
今回は脱サラするメリット・デメリットとフランチャイズ開業するなら清掃系がおすすめであることを解説しました。清掃系でも特に原状回復工事や退去代行などは需要が高く、収入も高い傾向にあります。また在庫を抱えない業種であるため、業務形態も成功しやすいビジネスといえるでしょう。フランチャイズで開業し脱サラしたいと考えている方は、清掃業を候補に入れてみてはいかがでしょうか。