原状回復工事業のフランチャイズ開業にかかる費用はどれくらい?

公開日:2023/01/16

これからオーナーとして原状回復工事の開業を目指している人に、今回の記事はおすすめです。フランチャイズ開業のメリットは、知名度を活かして経営できる、ノウハウを教えてもらえる、必要な資材を調達できるなどがあります。ロイヤリティが発生しますが、売上を向上させると社員の場合よりも年収アップが見込めます。

フランチャイズの原状回復工事業の年収はどれくらい?

社員の場合の年収とオーナーとして経営したときの年収には違いがあります。オーナーとして経営すると、売上から費用を差し引いた金額が利益となるので、社員よりも年収は多くなるでしょう。

社員の場合は年収400万円前後

賃貸マンションの建設数は増加しているので、今後も需要が見込めるビジネスといえます。とくに都心部では、単身者用の賃貸マンションが増加しているので安定した収入が見込めます。

社員として勤務する場合は、年収400万円前後といわれています。日本人男性の平均年収と同じくらいなので、年収が低いというわけではありません。

また、一般的に1~3月は繁忙期といわれています。もっとも引っ越しの件数が多くなるのでそれに伴い、仕事量が増加します。それ以外の時期でも引っ越しが行われているので、仕事が急激に減って収入が低下するのを防げるでしょう。

年商2,000万円を目指せる仕事

料金の相場を確認すると、ファミリータイプの原状回復工事はおよそ20万円です。年間100件受注すると年商2,000万円になります。個人で100件受注するのが難しい場合は従業員を1名採用すると充分可能です。

3日に1回は現場で作業して、現場で作業しない日は事務仕事を行うなど、メリハリを付けて仕事できます。また、繁忙期は現場の作業に専念して、目標とする売り上げを達成した後に休暇を取得するプランも立てられます。

社員として勤務するよりも自由度が高くなるでしょう。ただし、受注する物件がすべてファミリータイプであるとは限りません。単身者用の物件であれば、工事時間は短くて済みますがそのぶん売り上げは減少します。

原状回復工事業のフランチャイズ開業費用相場

300万円程度で開業できるので、自己資金を開業資金に充てることも可能です。店舗を持たないので、ランニングコストもそこまで発生しません。

初期費用

およそ300万円は必要でしょう。フランチャイズの場合は加盟金に100万円程度を支払います。残りの200万円が保証金、研修費用、広告費などに充てられます。300万円程度は支払いますが、店舗を持たずに経営できるので店舗の家賃や敷金などが発生しません。これにより数十万円は費用が安く抑えられるでしょう。

また、ホームページを開設しなくてもよい場合がほとんどです。インターネットを使用した広告や宣伝は本部のサポートを受ける場合もあるうえ、本部のホームページに情報を掲載できるようになっているからです。そのため、比較的始めやすい事業といえるでしょう。

ランニングコスト

店舗を持たないので賃料などは発生しませんが、ロイヤリティ、広告費、ガソリン代などを支払う必要があります。広告費やガソリン代は多くても数万円程度で済みますが、問題はロイヤリティです。そちらは毎月5万円程度といわれていますが、売上に対する割合で設定されていることもあります。

また、赤字経営でも毎月支払わなくてはいけないものなので、開業直後や体調不良などで充分に稼働していなかったときは支払いを苦痛に感じるでしょう。

原状回復工事業をフランチャイズで始める際の注意点

3つの注意点を紹介します。開業当初は赤字経営が続くことが予想されますが、根気強く経営しましょう。

ロイヤリティが発生する

知名度が高い店舗では集客に苦戦することはなくても、毎月ロイヤリティを負担することになります。定額であれば売上が増えれば手元に利益が多く残るので、モチベーションアップになるでしょう。

本部に合わせた経営しかできない

基本的に本部の方針に合わせて運営します。そのため、オーナーが方針を変更するのは難しいでしょう。ただし、自由度が高い本部もあるので、ある程度自由に経営したいと考えている人は、そのような本部を見つけるとよいでしょう。ただし、そのぶんサポート内容が制限される場合があるので確認してください。

すべてサポートしてくれるわけではない

本部が経営のノウハウを教えてくれることはありますが、基本的にはオーナーが運営することになります。そのため、経営に関する知識が不要であると考えるのはよろしくありません。競合他社の分析や自社の強みの分析などは、本部のサポートを受けつつ自分でも行うようにしましょう。

毎月負担する費用を支払えなくなると事業を継続できなくなるので、自分で売上を向上させるように努力が必要です。

まとめ

初期費用は300万円程度発生しますが、原状回復工事は今後も需要が増すビジネスなので、フランチャイズオーナーとして活躍できるでしょう。従業員の数を増やすと人件費は発生しますが、そのぶん稼働率が上がるので売上が数倍になることも珍しくありません。

自分がオーナーとしてどのようなスタイルで経営するのかイメージしながら開業準備を行いましょう。ノウハウを本部から教わってください。

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